ポスト検索

 

The Winking Owl

深夜、テレビのライブ告知で一聴惚れしました。

重すぎず軽すぎず、アンサンブルの質感が素晴らしいすね。
一貫して耳に心地良いのは、AimerOlivia Lufkinのいいとこどりしたようなボーカルに依るところが大きいのかも。

ロックっていう先入観に振り回されて気張った歌い方をするひとが多いですが、彼女はそのあたりちゃんとわかってくれてるボーカリストなんじゃないかな。

[Official] [Amazon] [iTunes]

TK from 凛として時雨 / white noise

音楽は時間芸術と言われるけれど、彼の作品はまさに時間芸術そのものではないかと思う。

凄まじい密度で刻まれた音符には無駄なものがひとつも見当たらず、しかしその隙間には煌びやかな余白がしっかりと確保されている。あたかも壮大な点画のインスタレーションでも見ているかのようだ。
そして今回のそれはいつもに増して、とても衝動的で、実験的だった。

[Amazon] [itunes]

なにかとちょうどいいスティッククリーナー IC-SB1

超軽量・超タイトなストレートフォルム、処理しやすい紙パック方式、ケーブル給電によるハイパワー、と僕の好きなポイントをしっかり押さえてきてる。
これはもう使ってみたい!というわけで、我が家のケーブルタイプのスティッククリーナーをアップデートしてみました。

狙いどおり、軽くてスマートなボディは非常に取り回しが良く、ゴミ処理も簡単。サイクロン式につきまとっていたストレスはほとんど解消されてしまいました。
自立しない、電源ケーブルが硬めで少し重い、排気の方向が微妙などマイナス要素もなくはないけれど、それを打ち消して余りあるだけのコンセプチュアルな掃除機に仕上がっていると思います。
なにかとちょうどいい(価格含む)、ただひとつのスティッククリーナーはアイリスオーヤマから。

アイリスオーヤマ / IC-SB1 [Amazon]

Especia / Mirage

まさに新生。毎回顕著な進化を遂げてきたものの、メンバーを追加した新体制はビジュアルもサウンドも従来の壁を大きく飛び越えて来た感じです。
あどけなさが霧散したようなアーバンエレクトロは、もう少し高い視点から世界を視ているように思えます。

一時はどうなることかと思ったけど、これからがまた一段と楽しみになりました。

どうでもいいけど、Aviator以降のアートワーク、プログレ感すごくてドキドキしちゃうんですよね。(ってかこれはもうTarkusじゃないのか…)

Especia 公式サイト
[SoundCloud] [Amazon] [itunes]

シン・ゴジラ

心待ちにした公開日。度重なるトラブルにすっかり疲労困憊の僕は、睡魔にとり憑かれた重い身体を引きずってレイトショーへと向かいました。
正直なところ、庵野さんだからあるいは…なんて淡い期待以外に、この映画に賭けるものはありませんでした。

二時間後、よろよろと席を立ちあがった多くの人が同じ気持ちだったと思います。
「大変なものを観てしまった」

「ゴジラ」を知らない日本人にも、カジュアルに核兵器を持ち出してくる国の人々にも、まずはとにかく観て欲しい。
ああでもないこうでもないと理屈をこねるための映画ではありません。鈍器で殴打されるような衝撃に絶望し、救われてください。

シン・ゴジラ 公式サイト

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション

浅野いにおが描く、ある終末の日常。

じわじわと、けれど確実に特異点へと進行していく世界。走っても歩いても明日は明日にならなければやってこないし、明日から逃れることもできない。日常と同一線上にある絶望にいまいち実感がなくて、もしかしたらこの絶望が何かを変えてくれるかもしれないことに少し期待していたりもする。そういうどこか割り切れない人々の想いが時間軸の余白には滲んでいる。

それはともかく、おんたんかわいい。

[Amazon]

FIVE NEW OLD / Ghost In My Place

彼らの新作はTHE1975に通じるマインドを感じる。
美しい楽曲は聴くたび新たな発見があって、そのたび楽しい気持ちにしてくれる。

[Amazon]  [itunes]

(K)NoW_NAME / Grimgar, Ashes and Illusions "BEST"

グリムガルは、映像はもちろん音楽もしっかりと作り込まれたいい作品でした。

とても贅沢に音像空間を使っていて、これ全部アンプラグドじゃないの?ってくらい生々しく瑞々しい。
隙間や余白を恐れるように息苦しいほど音でべた塗りしたような音楽がはびこる中、ほんとに心地良い”行間”を聴かせてくれます。

各曲ジャンルの振り幅は大きいのにアルバムとしてしっかりまとまって聴こえるのは、一貫したアンビエンスを感じさせてくれるからなんでしょうね。

[Amazon] [itunes]

TaoTronics / TT-BA07

以前”テレビ音声のBT化”についてポストしましたが、現在はapt-X対応の新モデルに交換しています。

もともと慣れるレベルだったとは言え、遅延やノイズも一皮むける感じできちっと改善されています。今回はレシーバー/トランスミッターの切替が可能で、ヘッドフォンも2台まで同時接続可能になってます。

TaoTronics / TT-BA07 [Amazon]

マンナンライフ / 蒟蒻畑Light

知人の勧めで毎日1パック飲むようになってから、生来の便秘症がびっくりするくらい改善しました。

蒟蒻ゼリーはバリエーションや類似品が多いですが、食物繊維量とカロリーで選ぶならこれ一択です。
日課にしやすいので、効果の有無もはっきりしています。単体では、ダノンBioのトライアルより目に見えて効果がありました。乳酸菌食品と併せるとより効果的かもしれませんね。

マンナンライフ / 蒟蒻畑Light [Amazon]

早見沙織 / Live Love Laugh

ひさびさです、歌の上手さに感動してポチったの。

ジャズボーカルの経験からか、絶妙なバランス感覚で良質なポップスを成立させています。ほんとにどこのどんな音を狙っても品を失わないというか、キャラクターが壊れたり破綻したりしないんですよね。
楽曲のバリエーションは豊かですが、一枚通して聴いてもちゃんと統一感のある構成になっていてコンセプトアルバムのような仕上がりです。

歌の上手いひとは星の数ほどいるんだけど、丁寧に作り込まれた楽曲と心地よい歌声がマッチングした作品となると、なかなかめぐり逢える気がしません。
楽曲やプロデュースに恵まれる声優さんって少ないですよね。せっかく声の商売なのに、もったいないなぁ。

早見沙織 / Live Love Laugh [Amazon]
早見沙織 / Live Love Laugh [iTunes]

君はどこにでも行ける

近年もやもやと頭の中にあったものや肌に感じているつかみどころのない何かについて、ここにはっきりと記されてました。
こうでなくちゃいけないことなんて、何もない。背中を押してくれる、力強い良書でした。

堀江貴文 / 君はどこにでも行ける [Amazon]

Especia / CARTA

前作同様、1曲目は僕のライブラリではなかったことになりました。

さて、本作はそんな蛇足を差し引いても非常に豊かで完成度の高いアルバムに仕上がっています。メンバーの飛躍的なスキルアップも随所見られるだけに、3人の脱退が悔やまれます。

こんなところで終わって欲しくないな。

Especia / CARTA [Amazon]

心が叫びたがってるんだ。

長井龍雪の描く群像劇がとにかく苦手でした。いや、監督自身が世界観にどこまで関与してるかはわからないんだけど。ただ毎回決まって「鈍感を装って無邪気に他人を傷つける男」と「最初から諦めて勝手に傷ついてる女」ばっかりで、全然感情移入できないんですよ。
今回も構図的には変わらないんだけど…なんでしょうね?劇場で観れなかったことを、初めてよかったと思いました。人前で嗚咽こぼして泣きそうになるの、たぶん堪えきれなかっただろうから。

ミュージカルが主軸になっているだけあって、さすが(ミトくん)というか、とにかく音楽のひとつひとつが丁寧で美しい。劇中劇で展開されるスタンダード、とりわけ悲愴とOver the Rainbowのマッシュアップなんてもう完全に反則だと思う。

やっぱり音楽のいい映画はいいもんなんだなぁと思い知らされます。

「心が叫びたがってるんだ。」OST [Amazon]
「心が叫びたがってるんだ。」OST [iTunes]

TK from 凛として時雨 / Secret Sensation

言葉で表すことを許さない、圧倒的な美。
すべてのひとに聴いて欲しい、最も愛しいアーティスト。
どうか隅々まで、一音もこぼすことなく堪能してください。

TK from 凛として時雨 / Secret Sensation [Amazon]
TK from 凛として時雨 / Secret Sensation [iTunes]

THE 1975

いちいちかっこいい。
ファンクやニューウェーブっぽいのは日本のバンドでも流行ってるけど、ちょっと次元が違うかな。

美しさの中にこれまた美しい毒がちゃんとあって、耳に優しく心地良いのに、ちゃんと残る。

THE 1975 - 君が寝てる姿が好きなんだ。なぜなら君はとても美しいのにそれに全く気がついていないから。 [iTunes]

スピーカースタンドのススメ

ハイレゾ対応オーディオとか買ってるのに、スピーカーのポジショニング気にしないもったいない人が相変わらず多いなぁと思ったのでポスト。

はっきり言って圧縮音源かハイレゾかの違いより、リスニング環境の良し悪しの方が圧倒的に音質を左右します。スピーカーを買い替える前に一度確認してみましょう。
スピーカーは基本的に耳の高さ、左右等距離に置き、自分の頭(リスニングポジション)へと向けます。発せられた音はラッパ状に広がるので、なるべく机やボードの天板など周辺家具に音のラッパがぶつからないようにしてください。

キクタニから手頃なデスクトップ用スタンドが登場しています。机にスピーカー直置きしてるような人は、今すぐにでもスピーカースタンド使ってください。

きっと、音楽がもっと楽しいものになるはずですよ。

KIKUTANI / DJ-SPS

上原ひろみのトリオプロジェクト

1曲目から全力でプログレしててまじで痺れました。トリオでは4作目になるのかな。はやくも新作が待ち遠しくなってます。

マスターピースになり得るというか、おそらくそういう規模のプロジェクトだと思います。

上原ひろみ the trio project - SPARK [Amazon]
上原ひろみ the trio project - SPARK [iTunes]

PERFECT HUMAN / RADIO FISH

昨年末の検索ちゃんもやはりどうかしていたオリエンタルラジオ。あの時感じた畏怖とも呼べる感覚は、いま思い出すだけでも悶絶させられます。

文字どおり全く隙のない例のアンセム、配信されているのはあまり知られていないようなので。

PERFECT HUMAN - RADIO FISH [iTunes]

山椒七味 / 飛騨山椒

もうひとつ、我が家のテッパン調味料を。

灯台下暗しというかあまりに日常的で、改めてその魅力に気付いたのはつい最近です。
七味に山椒というのはごく一般的なんですが、山椒屋さんがつくるとまったく別物になります。
香り高く、けれど決して押しつけがましくない。痺れるたびに次のひとくちを恋しくさせる七味。

食卓のニュースタンダードとしてご提案します。

飛騨山椒 [公式サイト]
山椒七味 / 飛騨山椒 [Amazon]

テンヨのだしつゆビミサン

我が家では欠かすことのできないテッパン調味料のひとつ。
某ケンミン番組で紹介されるまではごく一般的なものだと思ってました。

だしつゆと銘打たれてますが、おしょうゆに代えてそのまま使えます。
これがビミサンの真骨頂で、お刺身やお寿司なんか食べてしまった日にはもう普通のおしょうゆには戻れなくなりますよ。

公式ページ
テンヨのだしつゆビミサン 1L [Amazon]

HAPPY NEW YEAR 2016

新年あけましておめでとうございます。

申年の"申"という字は元来「草木が伸び、果実が成熟して硬くなる状態」を指すそうです。
西暦は12の倍数となり、割りきれる年。僕個人としては年男ということもあり、今年は何かしらこれまでの成果を打ち出す一年にしたいと思います。

皆様にとっても、多くの実を結ぶ一年となりますように。