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手を洗う

僕の周りにはマスクがどうのと理屈をこねるくせに、手洗いを軽視する(もしくは馬鹿にする)人が少なくないので、今回は「手洗い」についてポスト。


飛沫や空気、体液などによる直接感染を除けば、感染は手から体内へ取り込まれるものがほとんどです。水で細菌やウィルスを洗い流す手洗いは、最もシンプルにして最強の予防策と言えます。

うちの職場でも手洗いを推奨してますが、残念ながら手を濡らしただけで満足する人がほとんど。
当然ですが、濡らしただけでは手洗いの効果はありません。目に見えないほど小さな細菌やウィルスは、しわや爪の隙間の渓谷までうじゃうじゃと張り付いています。手洗いはそれらを掻き出し、洗い流すための行為です。
よく医療ドラマの手術前にブラシでしゃこしゃこ洗ってますよね。あれが本来の手洗いです。口に食べ物を運ぶのも、切った腹に手を入れるのも、清潔でなければなりません。

とはいえ、手だけで隅々まで洗うのは困難だし、硬いブラシやたわしなんかで洗ってしまうと手荒れから衛生環境を悪化させてしまいかねません。
使ってみて良かったのは、アイセン工業の【きれいに洗っ手!ブラシ】。見た目以上に柔らかくて気持ちいいブラシです。
ハンドソープをつけて指は一本一本、掌、甲、手首まで洗います。ルーチンを決めておくといいと思います。

石鹸を流水で洗い流したら、そのまま濡れ手で使う【アトリックスのハンドミルク】でコーティング。さっとすすいで清潔なタオルで水分を吸ってしまえば、ベタつかないのでその後も快適です。僕の場合はここまでがワンセット、だいたい1分程度です。

感染症対策としては、アルコールスプレーも効果的です。手についたウィルスや細菌を無力化するという意味では、手洗いより効果があるそう。
職場にも常設してますが、据え置き型【ビオレu 手指の消毒スプレー】が使いやすいです。
ただしアルコール消毒は、手についた汚れを落とすものではありません。必ず手洗いと併用するようにしましょう。

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