小学生の頃、世の中にCompactDiscというメディアが登場し、我が家にもPanasonic製のCDラジカセがやってきました。
このアルバムは我が家のプレイヤーで初めて再生されたCDであり、僕が人生でもっとも聴き込んだアルバムでもあるかもしれません。
彼の用いる比喩はとても美しく、情景描写は衝撃的なまでに的確で瑞々しい。本作はその美しさが冴え渡る秀逸な作品だと思います。30代になった今聴き直してみても、その言葉の深さや美しさに思わずため息がこぼれます。
甘酸っぱい懐かしさがとても心地良く、泣きたい時にぴったりの名盤です。秋の夜長にいかがでしょうか。
SCENE / 飛鳥涼
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