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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション

浅野いにおが描く、ある終末の日常。

物理空間は細部まできっちり描き込んである一方、時間軸にはゆったりとした余白が確保してある。やはり彼らしくそういった”間”が雄弁に語る。

じわじわと、けれど確実に特異点へと進行していく世界。走っても歩いても明日は明日にならなければやってこないし、明日から逃れることもできない。日常と同一線上にある絶望にいまいち実感がなくて、もしかしたらこの絶望が何かを変えてくれるかもしれないことに少し期待していたりもする。そういうどこか割り切れない人々の想いが時間軸の余白には滲んでいる。

それはともかく、おんたんかわいい。

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